約8か月ぶりの更新になります~。
時間が経つのは早いですねぇ。
さて、少し前から問題になっている外食産業の食品偽装。
テレビのニュースでもこの話題で持ちきりでしたよね?
あれで恐ろしいと思ったのが、オーストラリア産牛肉を使った成形肉を「和牛」と称していたこと。
私も経験がありますが、成形肉はねー、オーストラリア産牛肉じゃなくてもアレルギーが発症しやすいんです。
愚痴っぽくなって申し訳ないんですが、周囲にアレルギー持ちがいない人は、アレルギーを贅沢病か単なる好き嫌いだと思っている人が少なくありません。
「これ食べられない」
と言うと、アレルギーだと説明しても嫌な顔をする人、結構多いです。
以前、ホテル勤めの知り合いのノルマ消化のために、どうしてもと頼まれてホテルのレストランで食事をしたことがあります。
事前に青魚、鮭、にんにく、しょうが、コショウのアレルギーを伝えていたのですが、オードブルから「鮭とイクラのカルパッチョ」なる料理を出されました。
「これ、食べられないんですが」
と言ってもボーイさんはぽかんとした表情。
結局、その料理には手をつけなかったのですが、メインの肉料理にもにんにくが使われていてそれを知らずに食べてしまい、咳が止まらなくなり遂にはトイレで戻してしまいました。
私がトイレに入っている間、店員が心配そうに外で様子を伺っていたらしいのですが、
「どうかしましたか?」 の一言もありませんでした。
その後知り合いに確認したところ、レストランの厨房には連絡したと言っていましたが、とても歯切れの悪い返答でした。
たぶん、きちんと伝えていなかったのでしょう。
ちなみに料理の代金はきっちり取られました。
本当ならクレームをつけたいところなのですが、知り合いの勤め先なのでその場では何も言いませんでした。
後で知ったのですが、そのホテルでは、そばアレルギーの人にそばを出したりする事故を頻繁に起こしていたそうです。
所詮、その程度のお店だったのだと思うより他ありません。
アレルギー対応をする、と言いながら、食の安全に対する意識が相当低いホテルだったということになります。
1年程前の話ですが、それ以来外食はしていません。
というか、怖くてできない。
こんな事を経験していたので、今回の事件もあまり驚きませんでした。
単価の安い食材を高級食材と偽ることくらい、外食店にとっては当然のことなんだろうと思います。
何故なら、偽装された食品を自分たちが食べる事は無いでしょうから。
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