2014年12月23日火曜日

大人喘息とピロリ菌

数ヶ月前になりますが、ヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)の検査をしました。

別に胃の調子が悪かったわけではないのですが、成人女性の場合、ピロリ菌を除菌することで喘息が良くなる、と聞いたからです。

そりゃー、いい!

と思い、ピロリ菌を見つける検査を受けたわけです。

その人は医療関係の知り合いで、成人女性のピロリ菌保菌者はホルモンバランスだか免疫機能がどうとか色々教えてくれたような気がする。(ちゃんと聞いてなかった)

それでなくても日本人の約半数はピロリ菌に感染しているというし、私の場合、子どもの頃はずっと井戸水を飲んでいたので、胃の中にはほぼ100%、ピロリ菌が巣食っている自信というか、確信みたいなものがありました。

もしピロリ菌がいたら除菌すればいいし~。

・・・ぐらいの軽い気持ちでした。

ピロリ菌の検査方法はいくつかあるようですが、私が受けたピロリ菌の検査は注射。
抗体測定というやつだと思います。
費用は3,000円ほどで、いつも通院しているアレルギー科でやってもらいました。

結論を言うと、私の胃の中にはピロリ菌はいませんでした。
(いないといっても0%という訳ではないらしいです)

1~5段階の中でも一番少ないステージで。このままでいけば、あと5年は胃がんのリスクが低い(かからない訳ではない)。という検査結果がでました。白血球の数も異常なし。

「ピロリ菌いなかった。良かった。」

と、普通ならホッとするところですが、本音を言うと、ものすご~く、がっかりしました。

もちろん、ピロリ菌がいないのに越したことはありませんよ。
ただ、ピロリ菌を除菌できたら喘息良くなるかも!
という期待の方が大きかったんです。

ピロリ菌は除菌をすれば胃がんのリスクは減るけど、喘息の完治は難しい。

ずっと病院通って、薬飲んで、食べ物や何やらに人一倍気を使って、という生活から少しでも解放されるならピロリ菌保菌者の方が良かった。

と、チラッとくらい思うのが人情じゃないですか。
だって、喘息の発作って苦しいし。

私の場合、検査の申し出をしてから実際に検査をするまでに1年近くかかっています。

胃の検査なのに、なんですぐできないのだろうと疑問に思っていましたが、体調が悪い時には白血球が増えるので検査結果に影響が出るらしいです。


とりあえず胃がんのリスクも少ないのがわかったし、受けて良かったと思います。
気になる人はピロリ菌検査してみてはいかがでしょうか。

今年はピロリ菌の検査を受けたので、この他に胃レントゲンや胃カメラを受ける必要はありませんが、毎年胃の検査はしなくちゃいけないそうです。
その辺はしっかりと釘刺されました。

それと、家族がピロリ菌に感染していなくても、安心しないで検査を受けたほうが良いと思います。
私の弟はしっかりとピロリ菌保菌者でしたので。
しかも、胃に炎症まで見つかってました。

油断禁物ですよ~。

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