2015年12月11日金曜日

冬の感染症対策の落とし穴


インフルエンザやノロウイルスなどが早くも流行する兆しを見せていますが、これらの感染症にかかってしまうと怖いのが下痢や嘔吐からくる脱水症状。

こまめに水分補給をしているつもりでも水やお茶などでは塩分が補給されないため、かえって脱水が進んでしまいます。

低ナトリウム脱水を起こすと全身がけいれんしたり、最悪の場合、死に至ることもあります。

脱水を防ぐのに効果的なのは、なんといっても水分と塩分が体に素早く吸収できる「経口補水液(ORS)」です。


塩分はスポーツ飲料の2倍以上、ブドウ糖やカリウムが含まれていて、飲む点滴とも言われます。
夏場の熱中症予防でもお馴染みですね!

薬局やドラッグストアなどで1本(500ml)150円~200円で売られています。

ただし、具合が悪くなってからでは買いに行くのは大変です。
という訳で、作り方をメモ。

●経口補水液の作り方
【材料】
・水……1リットル
・砂糖…40g(大さじ4と1/2)・
・塩……3g(小さじ1/2)

材料を水で溶かして混ぜればできあがりです。

残念ながらおいしいとは言えないので、レモンやグレープフルーツを絞って入れるか、100%のジュースを足せば飲みやすくなります。

一気に飲まずコップ1杯分を30分位かけてゆっくりと飲むのが効果的です。

●経口補水液の注意点
1.経口補水液は日持ちしないので作りおきせず、その日のうちに飲んでしまいましょう。
2.塩分が高いので普段から飲まないようにしましょう。
3.魔法瓶タイプの水筒は塩分や酸に弱いものがあるので、使わないほうが無難です。

年末年始は行事も多く、忙しくなるので感染症には特に気をつけたいですね。



記事には関係ありませんが、PINGOO!が10周年を迎えたそうです。
PINGOO!10周年おめでとうございます!


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